CUSTOMERS カスタマー

概要

滋賀県・湖北地方、奥琶湖ほとりのオーベルジュ「ロテル・デュ・ラク（L'Hotel du Lac）」 には、シェフ コールマン・グリフィン率 いる湖北キュイジーヌ「SOWER（ソウアー）」があります。”種を蒔く⼈”という意味を持つ「SOWER」は、発酵⾷や醸造・伝統漁などをはじめとした、豊かな滋賀県・湖北地⽅の⾷⽂化と歴史⾵⼟を再解釈し、表現する場として2022年にオープン。

琵琶湖の湖北エリアは、⻑く⽇本海側からの気流や⾬雪を受け、それらを琵琶湖へ届けることで豊かな琵琶湖周辺の⾵⼟や多様性を育んできました。また歴史的にも、福井県から繋がる「鯖街道」や、独⾃の発酵⽂化でもある「熟鮓」を育んできた⼟地であり、国内外の料理人たちが⾜繁く通っては、彼らの料理やスタイルに影響を与え続けてきた⼟地です。

そんな湖北地⽅の豊かな歴史⽂化、⾵⼟を再解釈し、地域や⾃然環境、クラフツマンシップに寄り添い表現するレストランとして、SOWERは７つのポリシーを大切に、静かな湖畔で皆さんをお迎えします。

＜KOHOKU “7” policies＞
１. 湖北、奥琵琶湖の歴史や⾷⽂化を紐解く
２. 地域の⽣産者や事業者とともに成⻑を意識した取り組みを⾏う
３. 旬や季節感を⼤切にし、健康や環境に配慮したメニューを提供する
４. 湖北、近江、越前、信楽など、地域の⼿仕事を発信する
５. 琵琶湖や地域の環境・資源保全活動を実践する
６. スタッフ・エクスペリエンスを⼤切にし、学びや経験の機会を創出する
７. カテゴリーに囚われない、⾃由な発想・斬新なアイディアを積極的に取り⼊れる

〇 カトラリーについて
SOWERで提供しているジビエの鹿の角を龍泉刃物さんへお渡しし、SOWERオリジナルナイフを特別に作っていただきました。柄の部分に鹿の角を使っていただき、それに合わせてカトラリーレストも同様の鹿の角で作りました。
我々が提供するジビエの肉料理に合わせ、ナイフを使用しています。ゲストはまずナイフの切れ味と肉の口当たりに驚かれ、そして手に感じるナイフの重みと優しくなじむ鹿の角の柄から湖北のクラフツマンシップを感じていただいています。